元気通信#159「地味な努力を積み重ねる」
4月28日で73歳になった。父が62歳、祖父が72歳で他界したので、目標の2人を抜き単独首位に立った。しかし母90歳、祖母92歳で他界、女性陣には勝てる自信はないが、この歳で自称「鹿児島最高齢営業マン」として現役を続けるのは周囲では私ぐらいだろう!さらに75歳までは「世のため人のため」に健康に留意して現役を続け、その後も「10年ビジョン」の実現のために基礎を創り、後世に夢を託したい!
昨年後半、社員の復帰で営業がパワーアップ、一気にモニタリングから迅速な納品回収、住宅改修、担当者会議等の対応、それに居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、病院医療連携室の訪問営業も格段に増えている。ご利用者様、ケアマネさんたちの要望にも迅速に対応し、これで一気に業績アップと行きたいところだが、この半年は微増の状態が続き、4月でやっと念願のラインを超えることが出来た。しかし「この素晴らしいスタッフの働きが認められないはずはない!」と強い信念と願望を抱き、これからも根気強く積極的な活動を続けて行きたい。
京セラ創業者・稲盛和夫氏は「京セラフィロソフィ」で、①大きな夢を持つことは大事なこと、②しかし日々の仕事では一見地味で単純と思われることをしなければならない。①と②には大きな隔たりがあり、「会社を大きく出来る訳がない」と思い悩んだそうです。素晴らしい成果を見出すまでは改良改善に取組み(中略)非常に地味な努力を繰り返したそうです。周りの部下たちにも地味な努力を一つ一つ積んでもらい、末広がりに増えた仲間にも、積む石は一つ一つでも、大勢が一致団結してやり続ければ偉大な目標を達成することが出来る、と語られる。
今、まさに弊社がその緒に就いたところではないか、と思える。その中で大事なことは、①成功するまで、諦めずにやり続ける。②トップ自らから率先垂範して活動する。③今日よりも明日、明日よりも明後日と、創意工夫を加え、地味な努力を加速させる。・・・そのために朝礼・会議・飲み方等、あらゆる手段を使って「JOB・T」を実践したいと思う。
「10年ビジョン」という大きな目標を掲げた弊社のやることは、①その基盤たる強靭な会社を作り、②並行して従業員の物心両面の幸福を実現し、③介護福祉事業で鹿児島に貢献する存在感のある企業に成長することです。そのために今の地位に甘にじることなく、もっと上を目指したい。繰り返しになるが、やるべきことは「日々の仕事を地味に一つ一つ積んで行くことです。
2022・4・28
「蒲生の大楠」蒲生八幡神社
雄ちゃんの今昔物語 VOL,93
仕事とマラソンと、我が人生
4月17日の「長野マラソン」で86歳の男性が4時間7分で完走したという、私にとって衝撃的なニュースを見た。60歳からマラソンを始め、80歳で3時間半を切り(私の36歳時の記録)そして今回の記録だ。記録はとても敵わないが、70歳代でもやればできる!という事実を知ることが出来たことは、私には驚きとともに大きなモチベーションになった。
早速5月1日(日)朝、長い距離を走れるかどうか試してみようと、以前の1時間半コース(新栄町~鴨池新町~与次郎~甲突川河畔~中央駅~新川沿い~南鹿児島駅~新栄町)を走ったら、1時間45分ぐらいかけて、気持ちよく完走でき、ホッとした。
5月3日(火)朝、マリンポートまで走り、軽い筋トレの後5km走を1km8分弱のペースで気持ちよく走った。走りながら、このペースでフルマラソンを完走すれば5時間45分ぐらいなので、これから1km7分で走り込み、筋トレや減量に努めれば「サブ6」が見えて来る。もう一度「鹿児島」「大阪」「東京」でも申し込みたい気分になる。
3年前の第4回「鹿児島マラソン」で自己ワーストを大きく更新、6時間47分で屈辱の完走した時は、スタートからすぐに足に疲労感を感じ、思うように動かず「これが老化現象か😭」と全く自信を無くした。以後は主にサイクリングに切り替えて現在に至っている。
昨年「健康オタク」の息子(ヘルスレント店長)がうるさく「プロテイン」の効果を主張するので「騙された」と思って恐る恐る飲み始めた。ところが1ケ月も立たないうちに、走ったら「あの疲労感」を全く感じない・・・あれっ?・・・ゆっくりならば走れる。この快感は久々だった。それ以来、毎日「プロテイン」を1回飲み(息子は毎日2回飲め!とうるさい)、平日早朝は小1時間、紫原登りコースのジョギングを日課とするようになった。しかし長距離走にはまだ不安があり、日曜祝日早朝はサイクリング2,5時間走をルーティンとしている。そこに冒頭の「衝撃的なニュース」が飛び込んできたのです。
私は今、コロナ禍から会社存亡の危機を乗り越え「会社の再建」にすべてを賭けていることは「元気通信」でも再三述べているので、皆さんは「またか😢」と食傷気味かと思います。この「マラソン完走」も私は「会社再建」に結び付けて考えてしまいます。
まず、私の体重65kgと当面の会社目標Aは、4月にAを達成し「会社の勝ち」という具合です。次なる会社目標Bと私の体重63kgではどちらが勝つか?、さらに今期末の私のフルマラソン「サブ6」と会社目標Cではどちらが勝つか?・・・そう考えると、私の健康や趣味と会社の業績を結び付けることができ、一石二鳥でありモチベーションも上がります。
今年に入り、依然コロナ禍は続き、私たち介護関係は厳しい状況は続いていて、感染対策には万全の対策を取らなければなりません。しかし新型コロナがオミクロン株やBA2に変異してから以降、海外ではマスク制限解除、日本でもGWが昔の賑わい取り戻しているのを見るにつけ、アフターコロナに向けて、世界も日本も動き出した感は否めません。さらにロシアの「ウクライナ侵攻」で、コロナ禍にも勝る惨劇を目の当たりにして、世界の人々が「コロナ禍」ぐらいでは動じない姿勢が増長されているのかもしれない。
私は元来「元気じるし」が身上です。仕事も趣味も「明るく元気」に取組み、周りに喜んでもらいたい、それが私の喜びであり次の仕事のエネルギーになっているのです。最近は営業中の車で「ボイストレーニング」を再開しました。いつになるか分からない介護施設でのクリスマス会や誕生会での「ELVIS JOHN 小林」ショーの再開への地ならしです。出来ることから一つ一つ取り組んで、皆さんに喜んでいただき、社会に少しでも貢献できれば、こんな幸せなことはありません!最後にこんな健康な身体に育ててくれた両親に感謝します。
2012年11月
「大坂マラソン」御堂筋を快走する ELVIS JOHN 小林(当時63歳) 4時間37分