元気通信#191 謙虚にして驕らず、さらに努力を

  ちょうど2年前、現状を打破すべく、思い切って組織を変えた。担当営業マンを精鋭に絞りこみ「主役」とし、私たち年輩者は「脇役」に回り、「主役」サポートに徹した。私は営業サポートの傍ら、バックワード(商品メンテ・倉庫管理)を請け負う。全員が「全体最適」を判断基準に「効率化」を最優先した。当時始まった物価高騰で「固定費上昇」も、この2年間最低限に抑えることが出来た。さらに営業訪問先も「広く・多く」から「絞り・深く」を心がける。「全体最適」を心がけ、全員で翌日の活動予定をより「効率的」に回れるよう連携を密にした(私が一番足を引っ張った。反省)。そのおかげか、昨夏からはレンタル売上も順調に伸び始め、今も顕著に伸び続けている。担当営業マンの真摯な活動がケアマネさんたちに少しずつ信頼の輪を拡げている証拠だろう。弊社の営業マンたちや、ダスキンを信頼してくれるケアマネさんたちにこの場をお借りして感謝したい。

 10数年前、私がまだ還暦前後の「若かりし?頃」ダスキンレントオールとダスキンヘルスレントで優秀加盟店賞と敢闘賞をW受賞したことがあった。「やっと経営者として一人前になった」と喜んだが、今思えばこれが「危機の始まり」だった。前月号にも書いたが「成功も試練」、今回は同じ轍を踏んではいけない、と肝に銘じている。昔は「やっと一人前になれた」と我が喜びだけで安堵して止まったが、今回は「さらに高い山を目指す」と心に誓っている。自社の目指す目標を明確にし、「従業員の物心両面の幸福を追求し、鹿児島・介護業界の健全な発展に貢献する」ことを経営理念に明言し、それまではどんなことがあっても歩みを止めない、と誓っている。

 また私の「すぐ有頂天になる悪い性格」にも原因がある。大きな喜びは将来に大事に取って置き、(一喜一憂せずに)今こそ私は「一歩一歩地味な仕事を堅実に、弛まぬ努力を続け、誰にも負けない努力」に専念したい。「謙虚にして驕らず、さらに努力を」の言葉は、(いつもしっかり働いてくれる)弊社社員たちより、「私個人に対する教訓・戒め」として肝に銘じたい。

 もう一つ心に留めているのが「燃える闘魂」だ。これも京セラ創業者「稲盛和夫氏」の言葉だ。「経営には、いかなる格闘技にも勝る激しい闘争心が必要!」という経営12か条の第8条の言葉だ。京セラ創業時、稲盛氏は「原町一、中京区一、京都一、そして日本一、世界一」を目指すと言われていたそうだ。私の元気なうちに「待遇面で鹿児島・介護業界トップ」を実現し、もっと影響力のある高い地位を目指し、「鹿児島・介護業界の健全な発展」に真に貢献して行きたい。稲盛氏がJALの再建に活動したのが78歳。それに比べ私はまだ76歳と若い(笑)!80歳までは健康に留意して現役を続けよう!これからの数年、人生最後の大舞台に奮い立つ!


(左)2025年3月7日 武蔵野市境南町 杵築大社
(右)レストラン内 可愛いロボ君

雄ちゃんの今昔物語 VOL,125

「金婚式と76歳」の祝いは「入院」と「エンディングノート」?

 昨夏以来10か月間、最高記録を毎月更新し続けている。創業後24年間で初体験であり「伸びる時はこういうもんだなあ!」とあらためて感動する。私は社会人となって50数年、経営者となって20数年、仕事と趣味との三立(歌謡ショーとマラソン)することを生きがいにしてきたが、昨夏以来、売上伸長を毎月体感し「仕事の喜びに勝るものはない!」と確信した。どんなに「ELVIS JOHN 小林」の歌謡ショーでお客さんが喜んでくれても、マラソンで自己最高記録で走っても、仕事の業績が芳しくなかったら、すべてが吹っ飛んでしまう。今やっとそのことを実感している・・・遅すぎるとの真の経営者の声(泣)

 私たち夫婦は4月27日が金婚式(結婚50周年)、翌28日が私の76歳の誕生日を無事迎えることが出来た。子供の時の祖母たち、結婚前後の両親たちを見て、まだずっと先のことと思っていたのだが、その歳を迎えてみると、あっという間の50年だったと感慨深い。

 昨年の「雄ちゃんの今昔物語#118」の「緋牡丹お民」で、女優「藤純子」の話題でケアマネさんたちと盛り上がったが、40歳代以下のケアマネさんたちはほとんど知らなかったのには驚いた。女優「寺島しのぶ」のお母さんと言って思い出す人がほとんどで、大きなジェネレーションギャップを感じた。50年前には「高倉健」同様、一世を風靡した大女優だったのに。その時の主役・妻「たみ子」も今年で73歳になり、私たちは立派な?老夫婦と言える。先ずはお互いの両親が生み育ててくれたことに感謝したい。

 そんな中、4月の人間ドックの結果で再検査を受け、5月21日「心臓のカテーテル検査治療で25年ぶり入院することになった。3泊4日の入院だが、その報告を受け待機している時頭に浮かんだのが、迫りくる「人生の終焉」と「エンディングノート」だった。昨年夏、在京の長男から送られたノートだが、今年3月上京する時に「書いてきて!」と宿題を与えられ、上京時も長男宅で3時間以上みっちりとマンツーマン指導を受けた。「良し!これを本腰を入れて書こう!」私の身辺を公私に渡りきれいに整理することが、残った家族や社員たち会社関係者に対する私の人生最後の務めではないか!このGWに手がけよう、と誓った。

 また私の周りでも、義弟やダスキン社員が心筋梗塞で倒れ、入院手術が続いた。幸い最新医療の進歩で一命は取り留めたが、他人事とは思えず、いつ私の身の回りに起きても不思議ではない。「今、生かされていることに感謝し、残された命を大切に日々精進し、会社の社員たちのために、ステークホルダー(関係者)や介護業界の健全な発展に努めて参ります。

 4月28日、朝礼で76歳の誕生報告をしたところ、早速前田社員がバースデーケーキをプレゼントしてくれた。そこまでは気が回らず、申し訳なかったが、素直に喜びみんなで分け合っていただいた。こういう社内の雰囲気をこれからも大事に育てて行きたい。食べる前に写真を撮ったが、最近は「夢グループの社長と艶やかな女性のCM」からいただくことが多い。・・・先ずはご覧あれ!

 もう一つの「金婚式」は今年は東京の長男家族が来鹿出来ないようで、来年は私の「喜寿祝い」も含め帰って来るので、楽しみにしたい。

 また今期は弊社の25期、目標以上の業績を上げることが出来れば、ささやかながら「創業25周年式典」を開催して、一つの区切りとしたい。過去も「周年式典」をしたが反省も多かった。中身が乏しく、外見だけだった。やるからには現場から湧き上がり、未来に向けて発信し継続するエナジーがなければならない。先ず私が健康に留意し、さらに心を高め経営を伸ばして行きたい!


誕生ケーキのプレゼント、カメラの前で「一芸」
左から、前田・社長(私)・専務(妻)