元気通信#172「誰にも負けない努力」

 23期が始まり早や2ケ月、スタートは及第点だが、6月以降真価が問われる。前期はこれからが伸び悩んだが、今期は常に諦めずに挑戦し続け、真の成長に向け着実に歩んで行きたい。前期を反省・総括して、私の肚を固め、組織を再編した。同時に事業の目的を再確認すると共に、今期からの3カ年計画を作成した。これが見識・胆識と言うことか?心境は格段に高まっている。さらに組織内に浸透させるために「JOB・T」を言い続け、必ず目標を達成する!

小さい組織の今だからこそ、変革するチャンスだ。一つ、これまでの「売上優先」を、今期からは「生産性優先」に据える。二つ、私は「主役」でなく、営業担当を盛り立てる「脇役」に徹する。三つ、上記二つの達成のために、私は商品メンテや納品回収、倉庫管理、と一人何役もこなす。・・・まさに昨年「鹿児島最高齢・営業マン」から、多刀流「鹿児島最高齢・仕事請負人」に変身だ!

4月メンテ担当が辞められ、私が営業と兼務することになった。イベント等の「ダスキンレントオール」に携わって37年、福祉用具の「ダスキンヘルスレント」に携わって17年、私は商品メンテ等はほぼタッチしたことがない。介護ベッドを取説を見ながら組み立てる、機能チェックする。・・・これが実に面白い!拭きあげてビニール袋を切って収納する。一台でこんなに時間がかかるのか?もっと早く仕上げる方法はないか?・・・つい経営者根性が出る。これが「現場を知る」ということだろう。また気づけば腕や足腰の筋力がつき、一人でベッドを抱えるようになって来たのも成果だ。

京セラ創業者・稲盛和夫氏の有名な言葉の一つに「誰にも負けない努力」がある。私の70数年間で、今が時間だけでなく内容的にも、最も充実した仕事をしているのでは無いだろうか?精神的にも「自分の心を磨き」「利他心」を身に着けるために、仕事に全力投球をしている。他人との比ではなく、私の生涯を通して、心身ともに「今が最も努力している」と自負しても良いかもしれない。・・・しかしまさか70歳代になって今の姿は想像しなかったが(笑)

ただ私も、第一線での仕事はそう長くないだろうから、会社の存続発展の基盤を見極め、順次息子に経営を承継して行くつもりだ。当面息子との2人3脚で「筋肉質の企業」を作り上げてバトンタッチしたい。私の生涯最期の仕事になるだろう。

先述・稲盛氏の言葉で「生きていることに感謝する」がある。父が62歳で亡くなり半世紀、私は既に12歳も長生きしている。「今の時代だから当たり前」ではなく、まず元気に生み育ててくれた両親に感謝、さらに今までお世話になった周囲の人たちにも感謝して、まだ真に社会に対して恩返し出来ていないことにを反省し、後数年でどこまで出来るか分からないが、精一杯仕事を通して、恩返し・恩送りに努めたい。


2023・5・14 マリンポートに大型クルーズ船が来た!

雄ちゃんの今昔物語 VOL,106

姶良市「どりーむフェスタ」に「ELVIS JOHN 小林」登場!


「ダスキンヘルスレント鹿児島ST」も出展
脳体力「Cog Evo」測定中

5月7日、生憎の豪雨の中、姶良市加音ホールで「どりーむフェスタ」と言う福祉フェスタが開かれた。ロビーでは福祉用具三社の展示だけでなく各種フリマの出展、ファッション・化粧・ネイル等の出展、小ホールでは軽食コーナー、さらに会館玄関口では十数台のキッチンカーが並ぶ。よくこんなに集まったものだ。

昨年開業されたヘルパーステーションY社のI氏の人脈や人間力の賜物だろうか?凄いとしか言いようがない。また大ホールを使ったコンサートも地元の同好会や子供たちも含め、10グループ以上、その中に「ELVIS JOHN 小林」もいた。

弊社にも話があり、店長(息子)は脳体力トレーナー「Cog Evo」を推奨しよう、と話を進めた。先行して私も乗り気になって(いつも?笑)出演を快諾、大ホールでのライブやロビーで唄う「手紙~親愛なる子供たちへ~」の新ジャンル挑戦に老体が燃え出す。・・・*「手紙~」については「今昔物語4月号」にて紹介。

異変が起こったのは当日の2週間ほど前、目玉のスカパラ風の地元バンドAが14:30から1時間の本番前にリハーサルが必要だ、と言うことで午後予定の(私を含めた)数グループは「大ホール」を使えなくなり「小ホール」に移動され、ロビーでの「手紙~親愛なる子供たちへ~」の弾き語りも中止となった。

「小ホール」は軽食販売と食事会場が併設され、残念ながらコンサート会場とは程遠い雰囲気、豪雨のせいもあっただろうが、主役の「高齢者」や「障碍者」はほとんど見られなかったのは残念だ。

お付合いのあるケアマネさん数名が観客の中、20分のショーが始まった。プロMCの紹介の後、オープニングは山下達郎編曲の「バラ色の人生」、Oldies「オー、キャロル」「哀愁のカサブランカ」、映画ゴーストの主題歌「アンチェインド・メロディ」、エンディングは大瀧詠一の「夢で逢えたら」無事終了!( ´ー`)フゥー

豪雨や初イベントで、いろんな課題も多かっただろうが、姶良市の介護関係者が横断的に集まり、みんなで協力して行う姿は、これまでよそでは見たことがない。ぜひ今後も続けていただきたいし、弊社も協力できることで貢献して行きたい。


「ELVIS JOHN 小林」ショーから
右の女性は「青雲」のケアマネさん